よくある質問

Q
「介護老人保健施設」とは、どのような施設ですか?
A

「介護老人保健施設」とは、リハビリテーションに重点を置いたケアが必要で、病状が安定している要介護者が入所する施設です。医学的な管理のもと、日常生活の介護や機能訓練を受けることができます。

Q
どのような方が利用できますか?
A

看護や介護及リハビリテーションなどのケアを必要とされる方で、症状が安定している、要介護状態の方が対象となります。
「入所」の場合には、要介護1~5の方が対象となります。

Q
オムツ代はかかりますか?
A

「通所リハビリテーション」をご利用の方は、使用枚数分の費用を別途頂きますが、「入所・ショートステイ」をご利用の方は、基本サービス費に含まれます。そのため、別途料金を頂くことはありません。

Q
施設利用料は医療費控除対象となりますか?
A

対象になるものとならないものがあります。
「介護サービス費(自己負担)」「居住費」「食費」については対象になります。「日用消耗品」「理美容」「教養娯楽費」については対象になりません。

Q
入所中の受診・投薬はどうなりますか?
A

介護老人保護施設には、管理医師が配置されているので、基本的には管理医師にて診察・投薬を行います。
管理医師が必要と認めた場合は、他科受診も可能になります。

Q
リハビリテーションは、毎日してくれるのですか?
A

入所サービスの場合は、基本的に入所後3か月間は短期集中リハビリテーション実施期間として、週5~6回提供させて頂きます。短期集中リハビリテーション実施期間終了後は、週3回の提供となります。ただし、ご利用者様の体調や疾患により回数が変化する事もご承知おき下さい。
短期入所サービスの場合も、リハビリテーションは実施しますが、ご希望に合わせての対応となりますので、担当ケアマネージャー様にご相談下さい。
通所サービスの場合は、ご利用日に毎回提供させて頂きます。

Q
どのようなリハビリテーションを行ってくれるのですか?
A

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士からのリハビリテーションを受ける事が出来ます。
具体的に、身体機能の維持・向上を目的とした、筋力向上訓練や拘縮予防の関節可動域訓練などの他、日常生活に必要な起立・立位訓練や歩行訓練、生活動作訓練、生活関連動作訓練(掃除や家事など)摂食嚥下訓練、また高次脳機能(失語・失行・失認等)や認知症に対する訓練も行えます。
合わせて、機能的なリハビリテーションの提供のみではなく、専門職としての立場から、運動の指導やご自宅やご家族でも行える訓練、介助指導なども助言させて頂きます。